男の子と女の子の違い
男の子と女の子では膀胱の成長に違いがあるのでしょうか。
大人の男女の場合、
膀胱の大きさは男性の方が大きく、
容量にして100~250ccほどの差があると言われています。
尿道の長さも男女では異なり、
構造上の違いも大きく関わっています。
大人になると男女の差がはっきりしてきますが、
子供のうちはまだそれほどの違いがあるわけではなく、
男女の違いよりは体の大きさなどによる
膀胱の成長の差の方が大きく影響しているのではないでしょうか。
大人であれば、女性の方が男性よりも膀胱が小さいからか
トイレに行く頻度が高い気がしますが、
子供の場合は水分を摂る量だったり、
代謝の違いなどの個人差の方が大きいと思われます。
トイレトレーニングでも男女の差はほとんど意識しないでもよいと思いますが、
オシッコを出した後の注意点は男女で違ってきます。
男の子はオシッコの後、
軽く前後に振れば
トイレットペーパーで拭き取らなくてもよいと言われていますが、
小さいうちはオシッコの出る辺りにバイ菌がたまって
赤く腫れることがあります。
これを防ぐためには、
お風呂に入った時にはよく洗うことが大切です。
赤く腫れあがってしまうと、
オシッコを出す度に痛みを感じて、
トイレトレーニングにも影響してきてしまいます。
女の子の場合は、
尿道にばい菌が入るのを避けるため、
拭き取る時は必ず前からお尻に向けて
拭き取るように心がけなければいけません。
トイレトレーニングが完了して
オシッコをした後に自分で拭けるようになった時も、
「前から後ろに」と間違えないように教える必要があります。